ビジネス・自己啓発

『瞬間のちから』記憶に残る体験を意図的に作ろう!

『瞬間のちから』

記憶に残る体験を

意図的に作ろう!

 

 

 

瞬間のちからとは

ちょっとした経験が、

・あなたを高揚させたことはないだろうか。

・衝撃を与えたことはないだろうか。

・そして、生き方を変えたことはないだろうか。

人生におけるこうした決定的瞬間は

偶然や幸運の結果によるものも多い。

だが、それがどうやって生まれるかを

詳細に検証した結果、

強く記憶に残っている最高の瞬間は、

「高揚」「気づき」

「誇り」「結びつき」の

4つの要素でできていることがわかった。

それらがあれば、

その「決定的瞬間」を

あなたも魔法のように作り出せる!

だとすれば、偶然に任せていることはない。

本書は、そんな充実した瞬間を、

あなたが自ら作り上げるための方法を

指南してくれる。

↓↓↓

 

 

記憶に焼き付く物語

私たちの友人の友人の話だ。

仮に彼をデーブと呼ぼう。

デーブはよく出張に行く。

このあいだも、顧客との重要な打ち合わせのための

アトランティックシティに出向いた。

仕事を終え、

帰りの飛行機まで時間があったので、

地元のバーで一杯飲むことにした。

ちょうど一杯飲み終えたとき、
魅力的な女性が近づいてきた。

「もう一杯いかが?ごちそうするわ」

ちょっと驚いたが悪い気はしない。

「いいね」と答えた。

女性はバーコーナーに行き、
飲み物を二杯持ってきた。

一杯は自分がとり、
一杯をデーブに差し出す。

デーブはお礼を言うと、
グラスに口をつけた。
記憶はそこで終わり。

いや正確には、
目を覚ますまでの記憶が
飛んでいるのだ。

目覚めたとき、
デーブはホテルの風呂の中で
氷水に浸かっていた。

頭が混乱している。
デーブは慌ててあたりを見回した。

ここはどこだ?

いったいなぜ、
こんなところにいるんだろう?

そのとき、
一枚のメモに気づいた。

「動くな。救急車を呼べ」

風呂のそばの小さなテーブルの上に、
携帯電話が置かれていた。

デーブは、かじかんだ指で不器用に
911番をプッシュした。

交歓酒は奇妙なことに、
彼が置かれた状況を熟知しているようだった。

「いいですか、
ゆっくりと気をつけながら、
背中に手を回してみてください。

腰のあたりから
チューブが出ていませんか?」

デーブは不安に駆られながら、
腰のあたりを手探りした。

確かに、チューブが突き出ている。

交換手は言った。

「落ち着いて聞いてください。
あなたは腎臓を一つ取られたのです。
この町で暗躍する臓器刈り組織の犯行ですね。

今、救急車がそちらに向かっています。
動かずに待っていてください」

****

いかがでしたか?

この話は、

「アイデアのちから」

という本の冒頭に出てきます。

ここ15年間で最も広く流布した
都市伝説のひとつだ。

とも書かれています。

一度聞いたら忘れられない…

そんな物語ですよね。

ではなぜこの話は人の心を掴むのか?

少し説明させてください…

記憶に焼き付く
SUCCESsの法則

この法則を見つけたのは

チップ・ハース & ダン・ハース

彼らは全米150万部の
ベストセラー
アイデアのちからの中で

このメカニズムを解き明かしました。

Simple・・・単純明快である
Unexpected・・・意外性がある
Concrete・・・具体的である
Certified・・・信頼性がある
Emotional・・・感情に訴える
Story・・・物語性がある

冒頭のストーリーは
この6つの要素(SUCCESsの法則)で
成り立っています。

「人の心を掴んで離さない」

のはそういう理由です。

すごいですよね。

こんな法則を見つけるなんて。でも、、

彼らはここで止まらなかったんです…

記憶に残る体験を
意図的に作る瞬間メソッド

彼らが次に目をつけたのは

人の体験です。

ぼくたちには

記憶に残る体験と
記憶から消えてしまう体験があります。

おそらくあなたの
記憶に残っている体験は

“若い頃の記憶”が
多いのではないしょうか。

一方で、

ここ”2、3年の記憶”で
鮮明に思い出せるものは
いくつあるでしょうか。

一体この違いは何が
生み出しているのか?

ハース兄弟はついに
その答えも明らかにしました…

↓↓↓

ハース兄弟のもう1つの大発見
記憶に残る体験を意図的に作る
瞬間メソッド

 

 

なぜ人は名言に魅了されるのか?

なぜ名言は人の記憶に残るのか。
考えたことはありますか?

それは

言葉が素晴らしいから…

だと思いますよね?

でも実は、すごい人たちが
それっぽいことを言っているから
記憶に残るんです。

どういうメカニズムなのでしょうか?

権威性の法則

その理由は
書籍『影響力の武器』にも書いてある
「権威性の法則」というものです。

これは、地位が高い人の言葉を
鵜呑みにしてしまう人の心理です。

たとえば、

キャリアではない。
私の人生なんだ。

これ見て、どんな印象を受けるでしょうか?

おそらく
あなたも私と同じタイプなら
???で終わっているかもしれません。

では、こっちはどうでしょう?

キャリアではない。
私の人生なんだ。

Byスティーブ・ジョブス

…どうでしょうか?

なんかグッときませんか?笑

このように

まったく同じ言葉なのに

“Byスティーブ・ジョブス”

この一行が加わるだけで、

全然印象が変わりますよね。

つまり、

大事なのは
”何を言っているか”ではなく
”誰が言っているか”。

私たちが気づかないだけで
このような印象操作は、
あらゆる所で使われています

あなたは
印象を操作される側の人間

印象を操作する側の人間

どちらにつきたいですか?

悪用厳禁:
人の印象を操作する心理技術?